3年半ぶりに雲取山
2016年11月14日-15日と山友さんと2人でテント泊(それぞれのテント持参)で雲取山に行ってきました。
カメラを持って行かなかったので写真は少ないです。
1日目は鴨沢より入山し、七ツ石小屋経由で(七ツ石山は巻く)奥多摩小屋のテン場へ一泊。
テントを張り終わった途端雨が。
テント内で換気に気をつけながら夕飯です。
お献立は肉豆腐とホットワイン。
新しく買ったモンベルのウォームアップシーツをシュラフ(適合温度-2℃)に突っ込み、シュラフカバーをつけて就寝です。
これで多少は温かくなる!はず!
身体は寒くないのですが、体質なのか足のつま先だけ冷たくて冷たくて。。
我慢できず、厚手のウールソックスを一旦脱いで、中厚を履いてからホッカイロを両足のつま先に入れてまた厚手を履いてみました。
すると!すぐに夢の世界へ。。
末端冷え性、攻略できたかもしれない。。
2日目、夜間の本降りが小雨に。
他のテント泊の方々が雲取山に出かける準備の物音を聞きながら、
どうせ雨だし、雲取山山頂がなんだって言うのだ、私はこのまま寝てやる!と
8時までシュラフ内でもふもふしてました。
アタックしないで帰ろうと思い、朝ごはん。
アマノフーズのトマトスープにショートパスタを入れてカサ増しして食べました。
さて、テント撤収!とペグを抜いていたら、早朝アタックさん達が帰還してきました。
「(山頂は)真っ白けでした?」
と聞いたら
「いやいや晴れてましたよ!富士山もちらっと見えました」
とのこと。
じゃあ行ってみるかー、と予定より1時間半遅れで山頂目指して行動開始。
なんと!山頂標が新しくなってました!
あー、雲取山は2017mか。
来年の年賀状用のプレート、きっと誰かが作って置いていったんだろうな。
ご自由にお使いください的な。
富士山も先っぽだけ見えました。
戻りは小雲取山を経由しました。
テン場に戻るとフライシートも半乾きになっていたので、多少日の当たる場所へ移動させ、乾かしながら、紅茶タイムにしました。
テントを撤収し、1日目はスルーした七ツ石山を経由することにし、下山スタート。
途中、富士山のビューポイントで歓喜!
お見事!な富士山。
七ツ石山山頂は分岐から20分、ほぼ直登でした。
雲取山山頂と同じフォルムの真新しい山頂標。
同じだけ下って七ツ石小屋でお昼休憩にしました。
七ツ石小屋はバイオトイレになってから評判の良いテント場らしいです。
ピストンの人はテント撤収してから行ってね、とのこと。
ゆるゆると尾根を下り鴨沢バス停へ無事に下山。
鴨沢ルート、急登はほとんどないし歩きやすいけどだらだら長い。。
日帰りピストンで歩ける人はほんとすごいなぁー。
へなちょこな私ですが、テント装備で4時間超歩けたのでまぁ多少自信はついたかも。
八ヶ岳湯巡りテント泊(2日目)
2016年10月11日~12日、八ヶ岳へ行ってきました。
ちょっと風邪っぽい?と思いながらシュラフに潜り込んでいた1日目でしたが、前日のすきうどんの残りを温めて直して食べ、さらにコーヒーを飲むと身体が暖まり、体調も回復。
今回はアタックザックは持っていかなかったので、そのまま40Lのザックに必要なものを入れて本沢温泉へ向かいます。
北八ヶ岳らしい山道です。
特に急登もなく1時間ほどで本沢温泉に到着です。
本沢温泉の小屋に着く少し前にテン場があり、5張のテント(おそらく2パーティ)がありました。
わたしも本沢温泉のテン場で1泊でもよかったのですが、小屋(トイレ・水場)から少し離れていて平らな部分が少ないとのことで、みどり池キャンプ地にしました。
本沢温泉の野天風呂はどんな感じか、料金を支払う前に見てみようと思い、そのまま向かいます。
あとで写真を載せますが、日本最高処の野天風呂は、湯船?と足場だけ脱衣スペースのみ。
まさしく野天!
先客の男性2名がご入浴中でしたし、あまりのオープンっぷりに(ここで脱ぐなんて無理……)と思いましたが、とりあえず近くの窪地へ引っ込み、コーヒータイムにします。
秋晴れの中の入浴は気持ち良いだろうなぁ。。
でもあの脱衣スペースですっぽんぽんになるのには勇気が入ります。。
まったりコーヒーを飲んでいると、先客が「お待たせしましたぁ」と声をかけてくれたので、これはチャンス!と野天風呂へ戻ります。
これが日本最高処の野天風呂、雲上の湯です。
なんとシンプル。
写真だけでも、と思いましたが、好奇心には勝てず、脳内でスーパーマリオブラザーズのタイムアップのBGMを再生しながら服を脱ぎます。。
サポートタイツとのデスマッチにみごと勝利!
すっぽんぽんで湯につかることが出来ました。
タイマーで自撮❤
湯けむりでぼやけてます。。
目線を上げると登山道があり、すっかり丸見え。
入浴中に単独行の男性に見られてしまいましたが、肩までつかっていたのでそれくらいはサービス♡です←
こんな状況ですのであまり長湯はできませんでしたが、満足満足。
事後報告で入湯料をお支払いすると、入浴記念の札をいただきました。
お腹がすいたのでテン場へ急いで戻り、バケットを切り、ガーリックトーストで2度目の朝ごはんです。
ちゃちゃっとテントを撤収し、稲子湯へ下山します。
稲子湯は歴史のある旅館で、内湯のみ。
人目を気にしてハラハラということもなく、ゆっくり入れます。
湯質は単純二酸化炭素-硫黄冷鉱泉で、湯船の湯は加熱しているので肌に炭酸水感は感じられませんが、源泉を飲むとシュワシュワするようです。
入浴後、パッキングをしなおし、稲子湯始発の町営バスにのり、松原湖駅入口バス停で下車します。
駅へ向かう途中、小海町のマンホール発見。
農集排の蓋は初めて見ました。
松原湖駅は無人駅となります。
自動販売機くらいしかありませんが、雨風はしのげます。
JR小海線で小淵沢駅まで本当にのんびりとした列車旅となりました。
以上、八ヶ岳湯巡りテント泊レポでした!
今回は歩行時間がとても短く、山行と呼ぶのもためらうようなものでしたが、こんなお山歩きも悪くないと思います。
いっぱい歩きたい人は硫黄岳や天狗岳やニュウへ足をのばすこともできます。
次回八ヶ岳へ来るときはしらびそ小屋に泊まって名物の厚切りトーストを食べたいなぁと思ってます!
八ヶ岳湯巡りテント泊(1日目)
2016年10月11日~12日、八ヶ岳へ行ってきました。
本当は木曽駒ヶ岳に行く予定でしたが、2016年紅葉終了を風の便りで聞き、一気にテンションが下がったので、八ヶ岳へ山域変更。
テント泊はしたいけどあまり歩きたくないなぁと思い白駒池にロックオンしましたが、時期的に茅野駅→麦草峠の平日のバス運行がないとのこと。
それなら、と、登山口から約2時間のしらびそ小屋みどり池キャンプ地に決定。
昨年一度渋の湯から登って稲子湯を下山口にしたことがあるので、気が楽です。
小海駅から町営路線バスで登山口まで向かいます。
快晴ではないですが、雨は降ってないのでまぁまぁのお天気。
ゲートをくぐって林道を歩きます。
趣のある道標。
とにかく静かな山道。
それでも下山される単独行の方と2回すれ違いました。
ガォー、と叫んでいるような。
あっという間にミドリ池キャンプ地へ到着。
空気は少し湿り気を帯びた感じで、少し肌寒く感じました。
秋晴れのテント泊を期待してましたが、うまくいきません。
今回はのんびりテント内で過ごそうと思っていたので、コーヒー豆をたくさん持ってきました。
沸騰したお湯もユニフレームのバネッタで抽出している間に冷めてしまいますので、また鍋に戻して温めなおしたり。
すっきりとしたドリップコーヒーの味わいが好きなんだけど、秋冬のコーヒーはパーコレーターのほうがよさそうです。
テント場はわたしのテント一張のみ。
実はあまり体調がすぐれなかったので、シュラフに潜ってぼんやりと過ごしました。
陽も沈み、夕飯の準備に取り掛かります。
夕飯は「山すき焼き」!!
今回のテント泊はこれが第一の目的でした。
2016.10.11ひとり山すき焼き。美味しかったけど淋しかった笑#テント泊 #アウトドア #ハイキングがお好きでしょ
このポーションタイプの割り下が便利!
〆はうどんで。
美味しかったんですけど、やっぱり一人だと寂しかったです……。
夕食後、歯磨きもすませ、再びシュラフへ。
テン場はわたし一人ですので、静かな夜になると思っていましたが、風が唸るように音をたてて吹いていました。
樹々に囲まれ少し奥まったテント場ですので、直接風が当たることはなかったのですが、上空ではゴーゴーと風の音が鳴り響き、心細さでホームシックにかかってしまいました。
保温性の高いタイツやベースレイヤー、インナーダウンジャケットで防寒対策をしましたが、適合温度-2℃のシュラフとシュラフカバーでは少し寒かった。
これも経験です。
2日目に続く
八ヶ岳湯巡りテント泊 (旅のしおり)
日程
2016年10月11日(火)〜 10月12日(水)
ルート
【1日目】
みどり池入口→みどり池キャンプ場泊
【2日目】
みどり池キャンプ場→本沢温泉→みどり池キャンプ場(テント撤収)→稲子湯
アクセス
【10月11日】
9:23小海駅発小海町営路線バス松原湖線→みどり池入口停留所
【10月12日】
13:56稲子湯発小海町営路線バス松原湖線→松原湖駅入口→松原湖駅入口
16:35JR小淵沢駅(特急あずさ)→立川駅→中野駅
※小海町営路線バスは平日と土日祝日の運行が異なるため要確認。また車内アナウンスがないため、土地勘がなければ、乗車時、運転士に下車停留所を告げることをおすすめ。
※松原湖駅入口から松原湖駅までは徒歩3分ほど。松原湖駅は無人駅で自動販売機とトイレくらいしかないが、路線バスを小海駅停留所で下車し小海駅からJR小海線に乗るより330円安くすむ。
主な経費(交通費・宿泊費)
【JR上野駅→JR佐久平駅→JR小海駅線(新幹線あさま自由席利用)】5,940円
【小海町営路線バス松原湖線小海駅→みどり池入口】800円
【みどり池キャンプ場1張】700円
【本沢温泉雲上の湯入湯料】600円
【稲子湯入湯料】650円
【JR松原湖駅→JP立川駅→JR中野駅(特急あずさ自由席利用)】5,830円
白馬三山縦走(旅のしおり)
日程
2016年9月3日(土)夜行バス乗車
2016年9月4日(日)〜9月6日(火)の2泊3日
ルート
【1日目】栂池→白馬大池→小蓮華山→白馬岳→白馬山荘泊
【2日目】白馬山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉小屋泊
【3日目】白馬鑓温泉小屋→猿倉
アクセス
【9月2日】23:05 アルピコ交通(新宿バスタ発白馬行)
【9月3日】7:00 栂池ゴンドラリフト→栂池ロープウエイ
※期間で運行時間が異なるため要確認
【9月6日】猿倉-八方 タクシー
※路線バスもあるが期間運行のため要確認
【9月6日】14:15 京王バス(八方BT→新宿バスタ)
主な経費(交通費・宿泊費)
【高速バス 往復】9,870円 (クレジットカード割利用)
【白馬山荘 素泊】6,800円
【スカイプラザ夕食】2,300円
【スカイプラザ朝食】1,700円
【白馬鑓温泉 2食付】 9,800円
【猿倉-八方 タクシー】実費 1,100円(区間料金3,100円)
合計 31,570円
1年越し!念願の白馬三山(最終日3日目)
2016年9月4日から2泊3日の行程で、白馬三山を縦走してきました。
小屋泊単独行となります。
ルート
【1日目】栂池→白馬大池→小蓮華山→白馬岳→白馬山荘泊
【2日目】白馬山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉小屋泊
【3日目】白馬鑓温泉小屋→猿倉
夜間からの強い雨でレインウエア着用は必須、と思えましたが、雨はやみ、多少ホッとしながら出発準備を整えます。
白馬鑓温泉小屋の朝食です。
五竜山荘よりはちょっと豪華かな?
肉団子がふわふわでした。
6:45 出発!
ちょっとだけ脇へ寄り道。
溢れ流がるる源泉がもったいない!
我が家へ引きたいです。。
鑓温泉→猿倉は細かに繰り返すアップダウンがあり、始めの方は荒れた細道トラバースに注意を注ぎました。
霧雨のような雨を肌に感じましたが、レインウエアを着るほどではなかったし、樹林帯であることに甘え、撥水のソフトシェルでギリギリまで粘ります。
ナギナタコウジュでしょうか?
調べましたが自信がありません。。
とにかく展望もなく道も細く、ひたすら歩きます。
7:30 扚子沢
8:28 小屋を出てから約1時間40分で小日向のコルです。
山と高原地図には白馬三山の展望よし、とか書かれてますが、真っ白けのけ〜。。
9:45 水芭蕉平
時期外れなのでただでかい水芭蕉の葉を横目で見ながら歩き続けました。
10:09 大雪渓方面との分岐です!
猿倉荘まであと少し!
がんばえー(れー)
10:20 小屋を出てから3時間半ちょい、猿倉荘到着!
ザックを降ろしてすぐ売店へ。
自家製プリンと迷いましたが、カルピスかき氷で一息!
途中で鑓温泉小屋で一緒だった単独男性に越されたのですが、まだ猿倉荘でまったりされていました。
おそらくタクシーの同乗者を探しているのかなぁと思いましたので、
「2人パーティの女の子を待って八方まで行くのですが、ご一緒します?」と声をかけましたが、2人はだいぶ序盤に追い越したらしく、まだかかるんじゃない?とのこと。
スモーカーな2人はタバコ休憩も取りながらゆっくり下ってくるのでしょう。
30分くらい待ちましたが、男性は待ちきれず「お先に」と1人で待機タクシーに乗り込みました。
さらに30分経過で女の子2人パーティが到着。
早速携帯でタクシー配車しました。
猿倉ですが、docomoしか繋がりませんのでご注意。(2016.9月現在)
八方周辺は温泉がたくさんありますが、公共交通機関利用の方は八方TBに一番近い八方の湯がオススメ。
鑓温泉では出来なかったソープ使用やシャンプーでスッキリです。
実は夏山に向けて髪をバッサリショートカットにしたのでとっても楽チン。
今回の2泊3日の山行は台風情報や雪不足の大雪渓通行止めなどいろいろと翻弄されましたが、無事に達成できたのでよかったです。
来年はもっと早めに、台風が乱立する前の計画を、と反省。
そんなこんなで、念願の白馬三山単独山行、無事に終えました!
今度行く時は白馬大雪渓を歩きたいものです。
1年越し!念願の白馬三山(2日目)
2016年9月4日から2泊3日の行程で、白馬三山を縦走してきました。
小屋泊単独行となります。
ルート
【1日目】栂池→白馬大池→小蓮華山→白馬岳→白馬山荘泊
【2日目】白馬山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉小屋泊
【3日目】白馬鑓温泉小屋→猿倉
夜行バスで十分な睡眠を取らずに、ゆっくりマイペースに歩いたとは言え、7:30から16:30の9時間行動(休憩含)はかなり疲れました。
結果的にですが、個室でゆっくりと眠れたため、2日目は元気いっぱい。
夜間の雷雨で意気消沈気味でしたが、朝起きてみるとよいお天気です。
雲海から今日という日を照らす太陽が昇ると生きていることへの感謝が自然と湧いてきます。
朝ごはんは昨晩同様スカイプラザで頂きました。
この景色! 最高かよ! ←
要予約のモーニングプレートはふわふわプレーンオムレツとソーセージなどなど。
そして焼きたてのパン、淹れたてのドリップコーヒー。
山小屋であることを忘れそう。
昨日は真っ白だった小屋からの景色はご覧の通り。
白馬岳!
これから登る杓子岳と白馬鑓ヶ岳。
地図を見ながら北ア名峰オールスターを確認したり。
うっすら遠くの富士山に「おはよう!」
7:00 いざ出発!
振り返ると白馬山荘。
青空に心がぴょんぴょんします!
分岐を経て
今回は巻かずにピークハント!
砂礫に足をとられ歩きづらいですが、前へ前へ。
ちょっとガスっちゃったけど白馬三山の二座目、杓子岳登頂です!
あっという間にガスガス〜。。
右手は日本海、左手は雲海と素晴らしい景色。
運動嫌いのはずの私がなぜ山に登るのか、と聞かれたら、登らないと見れない景色があるから、そして登った者だけが味わえる感動があるから、とそう答えます。
まだ聞かれたことないし、答えたことないけど。
時折ガスがかかりますが、景色に励まされ、サクサクと足が前へ進みます。
白馬三山、最後の一座、白馬鑓ヶ岳登頂です。
たまにやる気を出してのピークハントにもかかわらず、ガスる悲運。
汗だくの背中。
やっつけ感あふれる分岐道標。
目指せ!鑓温泉。一気に下ります。
大出原のお花畑では、花を落としてなお美しいチングルマが辺り一面を彩ります。
鎖場の注意喚起看板がしつこいくらいに出てきました。
そして警告にふさわしい連続する鎖場。
確かにルンルン気分で稜線を歩き、一気に下った疲労が出てきた頃の鎖場は身が引き締まります。
トラバースしたり、
感覚的に垂直に近い角度で下りたり、
気を抜かずに進みます。
梯子があらわれた!
そんなに難易度は高くないのですが、地表からにじみ出る水で濡れた足元に注意が必要です。
13:18
ようやく白馬鑓温泉小屋が見えました。
本日の寝床はこちらー。
蚕部屋の下部です。
単独ということで仕切りのある場所を与えてくれました。
ラッキー!
鑓温泉小屋の目玉、露天風呂。
まだ混浴の時間帯で殿方が入っておりますので、女性専用の内湯で汗を流します。
めっちゃ熱いです。。
テン場近くには足湯も。
温泉に入るためだけに登る価値ありです。
実際一張だけあったテント泊の単独お姉さん(白馬在住)は温泉に入りに来たとのこと。
まったりと休んでいたら、また雨が。。
山のお天気は本当に気まぐれです。
やはり早出早着が基本。
昨日の長丁場で雷に当たらなくて本当によかった。
歩みのノロい私は白馬大池でもう1泊入れたほうがよかったのかもしれません。
大いに反省です。
白馬鑓温泉小屋の夕飯はハヤシライス。
ふわふわのスクランブルエッグに愛を感じました。
夕飯後、露天風呂が女性専用となる時間前でしたが、女の子2人組とキャーキャー言いながら入れば大丈夫だろうと、露天風呂に突撃!
ガスガスで展望全くなしでしたので、テン場に向かって全裸で仁王立ちとかしたり(笑)
写真は翌朝撮りました。
2度目の入浴後、3時間ほどまとまった睡眠を取った後は、1時間おきに目が醒めましたが、
普段よりは快適に過ごせたのは、こっそり敷布団を2枚敷いたおかげかも知れません。
寝具って大事ですね。。
3日目最終日に続く。
1年越し!念願の白馬三山(1日目)
2016年9月4日から2泊3日の行程で、白馬三山を縦走してきました。
小屋泊単独行となります。
ルート
【1日目】栂池→白馬大池→小蓮華山→白馬岳→白馬山荘泊
【2日目】白馬山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬鑓温泉小屋泊
【3日目】白馬鑓温泉小屋→猿倉
2016年北ア第2弾も夜行バスを利用しました。
相変わらずバスタは激混みで、地べたに座り込む利用者多数。
高速バスはインターネットでの事前予約が便利です。
高速バス予約ならハイウェイバスドットコム|長野、山梨、松本へ。中央高速バス予約。
決済をしていなければ直前までキャンセル無料のため、1週間前に満席でも直前で空席となったりするのもそのせい。
台風12号発生のため、またしても乗客は10人未満でした。。
うつらうつらと眠りながら栂池BT到着です。
栂池パノラマウェイ乗り場までは徒歩5分ほど。
ゴンドラリフトは期間的に7:30からの運行のはずでしたが、白馬大雪渓の通行止めのためか7:00に早まっていました。
1日目の行程が一番長いので助かります。
荷物も15キロを超えると超過料金がかかります。
私は小屋泊ですので10キロでした。(飲料水は念のため2リットル)
とっても良い天気!
約30分ほど空中散歩を楽しみながら登山口到着です。
7:46
1日目は長く歩くので、ばてないよう、息が上がらないよう、マイペースに歩きます。
天気は悪くないのに、お山が見えなーい。。
登山道がガレてきました。
天狗原
9:15 天狗原の分岐です。
山と高原地図のコースタイムでは栂池登山口より1時間20分ですので、私は約10分オーバーです。
これからはゴロゴロの岩場で、チビで足の短い私にはさらなる遅れが見込まれます。。
11:16 白馬大池山荘到着。
ここで少し長めの休憩。
小屋で400円のオレンジジュースで糖分補給をしました。
すでに両足の親指裏と拇指球が痛く、少し辛いですが、白馬山荘まではまだまだ歩かなくてはいけません。
20分ほど休み、11:36再びスタートです。
ここからはストックを出し、また息が上がらないペースで歩きます。
だんだんガスがかかってきて、雷鳥坂は真っ白。
展望がないのは残念ですが、雷鳥がたくさん姿を見せてくれ、狂喜乱舞!
船越ノ頭を超えてからも次々と可愛らしい姿を見せてくれます。
唐松・五竜では見れなかったので、とても嬉しい!
すれ違う人にも「雷鳥がいます!」と声をかけたら「小蓮華山の方にもたくさんいますから」と苦笑いされちゃいました。
雷鳥フィーバーをし過ぎ、長時間の歩きで足もだるくなり、行程に大幅な遅れが出ているのに気づき、慌てて歩を進めますがとにかく長い!
高度がない長いザレ場が続き、何回かの偽ピーク?に一喜一憂しながら小蓮華山に到着。
すでに14:08です。
コースタイムから30分遅れてますが、ここでも10分の休憩をとり、おにぎりをほおばります。
14:17分再スタート。
次のポイントは三国境で、軽めの下りなのでここで遅れを取り戻したい。
そんな思いとは裏腹に、15:06 三国境到着。
山と高原地図のコースタイム30分は本当なのか??と自分の力量を棚に上げで疑ってしまいます。
まさかの20分オーバー。えー、、、
さらに雨が降り始め、レインウエアを着用しました。
この分だと小屋に着くのは16:00を過ぎてしまいます。
これはやばい。
しかもまたここから白馬岳へ大きなゴロゴロとした岩を登る道となります。
万が一途中で暗くなったら、とヘッデンを出そうとザックを漁りましたが、なかなか取り出せず、さらにタイムロス。。
これは自分に呆れました。
ヘッデンやエマージェンシー類はすぐ取り出せるところに入れましょう。。
16:16 白馬岳登頂。
とりあえず写真は撮りましたが、登頂の喜びを味わう暇はなく、ヤマスタの登頂チェックインだけ済ませ、小屋に向かって歩きます。
ちなみにヤマスタとは、山と渓谷社で出しているスマートフォン向けのアプリです。
YAMASTA(ヤマスタ)-登山の記念にチェックイン!山のスタンプラリーアプリ
16:30やっと白馬山荘到着。
受付の小屋番さんに遅れたお詫びをして、会計を済ませたところで、土砂降りに。
間一髪でした。
お部屋はなんと!6畳の部屋に私1人でした。
快適〜♡
なのになぜか端っこに布団をひいてしまう。。
そしてお待ちかね、白馬山荘スカイプラザのディナータイム。
夜行バスでも一緒だった女の子2人パーティと同席させてもらいました。
メニューはディナープレートのみで、ビーフシチューになり、要予約となります。
サラダもクラムチャウダーも美味しい!
タコのバジル和えが美味〜♡
クラムチャウダーも濃厚で美味しいのですが、
ビーフシチューだったら、コンソメとかさらっとしたスープのほうがよかったな。
さらにデザートがどーん!
し あ わ せ ♡
部屋に戻り少し眠り、起きたら星空が。
私のカメラでは星空は写せませんが、土星と火星、アンタレスはなんとか映りました。(左上)
黒部市でしょうか、夜景が綺麗でした。
2日目に続く
台風12号
もう、この進路、泣けます。
台風と北アで待ち合わせって感じ。
なんか、もう。
脱力。
BGMはせめて明るく、ピンク・タイフーン(ピンクレディ)で。
ギリ、ピンクレディ世代じゃないけど、
数年前の復活のinnovationツアーでめっちゃハマった♡
白馬大雪渓 通行止め
迷走台風10号は関東には上陸せず、東北に甚大な被害をもたらしました。
私の方も白馬三山の予定をリスケしました。
日程に余裕がなく、土曜発の夜行バスも予約が取れず、猿倉から大雪渓を通って白馬岳を目指し栂池に降りるコースを計画し直していたら、
なんと、まぁ!
白馬大雪渓 通行止め
長野・白馬大雪渓、9月1日から通行止めへ 暖冬余波で多数のクレバス (産経新聞) - Yahoo!ニュース
のお知らせが!
まじか。
と、あたふたしていたら、土曜の夜行バスに空席ができました!
これはラッキー。
もともとの予定通り、栂池から白馬山荘と白馬鑓温泉の小屋泊で行ってきます。
予備日がないのがちょっと不安です。
まぁいざとなったら仕事は休んじゃうけどね。
安全第一ですから。