ハイキングが、お好きでしょ

公共交通機関で行く‼︎ のんびりハイカーのあしあと帖

大弛峠から朝日岳・金峰山

9月中旬の尾瀬夜行2355の催行中止で燧ヶ岳から金峰山へ計画変更、その後ぎっくり腰でリスケ。
トラブルを乗り越え、やっと決行となりました。

久しぶりの4時起き。
8:30の大弛峠行のバス(要予約)に間に合うよう、JR塩山駅でYさんと待ち合わせです。

柳平でバスからワンボックスに乗り換え、10時前には大弛峠に到着。
大弛峠から先にはトイレがありませんので、ここで済ませます。
協力金制のトイレのため100円を投入。
ボットントイレで、臭いに弱い私は涙目。。

準備を整え10時出発です。
サクサクと歩き始めつつも、何気にきつさを感じめたころ、縞枯れた木越し遠くに、富士山が見えました。
富士山のてっぺんには雲もかかってなく、早々とナイスビューです。

朝日岳手前の大岩につくと富士山と南アルプスが目の前にドドーンと現れ、歓喜の声をあげます。

あー、こんな素晴らしい秋晴れに登れてよかった!

金峰山17

金峰山18

11:30ちょっと前に朝日岳到着。
いいお天気ではあるものの風が強く、森林限界に入るときっと寒いだろうと、朝日岳でお昼タイムにします。
ちなみに道標はありません。。
朝日岳からは金峰山の頂上とシンボルの五丈岩が見えます。

金峰山26

11:45、金峰山へ向かい、再び歩きはじめますが、さっそく苦手なガレ場の下り。
ん?・・・・・・んん?・・・・・・右太腿に異変が。
攣ったというか、こわばるような感じ。
Yさんに正直にこのピンチな状況を伝えると、塩タブレットを分けてくれ
「このまま戻って大弛小屋でのんびりしてもいいよー」と優しい言葉。。

その言葉をお守りに無理をしない程度に歩き進めます。
しかし、樹林帯に入り、平坦な道を歩き始めても太腿の違和感はそのまま。
Yさんだけでもピークを踏んでほしいと思い、「ゆっくり歩くから先に行っててー ダメだったら戻るから」と伝え、私のみ撤退を視野にいれましたが、Yさんは一緒に歩いてくれました。

普段よりこまめにお水休憩をとり、ゆっくり歩いていると、腿のこわばりが和らいできました。
やっぱりナトリウム不足だったのかな。
そうと分かれば、行動食の中からおせんべいを取り出し、塩分補給に努めます。

樹林帯を抜け再び360度の大パノラマなガレ場に到着。
Yさんにピークハントをすすめ、私は休んでいようと思いましたが、
「すぐそこだし 時間もまだあるから行こうよ」との言葉にやる気をだして歩きます。

10分もかからずに登頂です。
昨年12月に富士見平から登って撤退したこともあり、「今回もダメかー」と思ってたけど、なんとかたどり着けてよかった!

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五丈岩までは歩けなかったので、遠くから写真におさめました。

金峰山24

あとは来た道をそのまま戻るわけですが、心配なのは朝日岳へのガレ場の登り。。
ゆっくりながらも一歩一歩足をすすめ、ガレ場クリア。

なんだかんだコースタイムも計画通り、15:45に大弛峠到着。

(先日の高尾山を除き)7月の谷川岳以来、2か月ぶりのお山で、体調面の不安要素がそのまま出てしまった感じ。
それでも素晴らし眺望で、大満足でした。
Yさんの優しさに感謝のお山歩でした。

次のお山歩は某観光バスに乗っての三本槍岳です!
お天気だといいな♪