ハイキングが、お好きでしょ

公共交通機関で行く‼︎ のんびりハイカーのあしあと帖

初めての丹沢表尾根 丹沢山 1日目

2014年10月28日~29日、丹沢山へ行ってきました。

丹沢山系は、大山1回、鍋割山2回、塔ノ岳1回の経験値です。
ヤビツ峠・表尾根はよく聞くけど、一度も降り立ったことがないし、だらだら続く大倉尾根が苦手です。
じゃぁ表尾根デビューしちゃおうじゃないの!と丹沢山(ヤビツ峠~塔ノ岳~丹沢~宮ヶ瀬)山行を計画してみました。

平日に行こうとすると秦野駅からヤビツ峠行のバスは8:18が始発となり、私のカメのような歩みで日没前に丹沢山までたどり着くのか?と不安になります。
じゃぁタクシーを使って8:30にはヤビツ峠を発とう!
1人でタクシー代を支払うのはだいぶ痛いけど、足元が暗くなっては大変。
ここは気前よく。(漱石さん4枚をバシッ!とテーブルに叩きつけるながら)

で、当日の朝。4:00の目覚ましアラームを華麗にスルーをし、1時間半も寝坊。。
ありえない……。
ソロ山行でよかった……。

8:18のバスにも間に合わないという、理由は違うけど予定通りタクシーを使いヤビツ峠へ。
ちょうどバスも到着したてだったようで、あたりは賑やかです。
タクシー車内で清算をしていると、わざわざタクシーの金額メーターをのぞき見するオヤジさんがいて多少気分を害しました。。

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二ノ塔・三ノ塔とただただ黙々と登ります。

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烏尾山荘も遠くに見えてきました。

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行者ヶ岳のクサリ場はややひるみながらも足元を確認し、クリア。
クサリ場の写真は1枚も撮れていません。
それくらい余裕がなかったんだなぁと。

ここからは他のハイカーにだいぶ遅れ離され、時折下山の人とすれ違うという孤独なハイクとなります。
「まずい、日が暮れるまでにつくのだろうか」と心細さMAX。
それでもなんとか14時をちょいと回ったころに塔ノ岳へ到着。

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稜線でみていた富士山より、ずっと大きく、近くにみえます。

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実は途中で水を買おうと思っていた小屋が平日はお休みで、手持ちのお水が足りなくなっていました。。
速攻、尊仏山荘で水を調達し、山の上ならではの高級サイダーも買ってゴクゴクと飲み干しました。
水分補給もできたし、ハイカーも大勢いて一人ぼっちだったさみしさもすっかり解消。
この調子であるけば、15:30には着けるかも?と丹沢山を目指し再び歩き始めます。

塔ノ岳を少し下ったのち、固い木道ゾーンに突入し、木道の硬さが足の裏に響き、少しテンションが下がります。
それでもなんとなく好きな景色が広がっていて、あと少しだからと自分を励ましながら歩を進めます。
建物とソーラーパネルが見えてくるとそこはもうみやま山荘。

初めまして!丹沢山!!(百名山なんだ。。)

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さっそく小屋へチェックイン。
ここが私のスペースです。

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お客は20名くらい。小屋番さん1人で大変そうです。
汗でぬれたウエアを着替えたあとは、缶ビールたしなみ、他のハイカーさんとの団欒タイム。
そして待ちに待った夕食は焼肉!!

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山小屋の夕飯に多いハンバーグも好きだけど、焼肉もいい!!

夕食後、東方面は素晴らしい東京方面の夜景。
西の空にはおとぎ話に出ているような三日月と星。
頑張った甲斐がありました。
久々のロングトレイルとビールのおかげで、割と早くに眠りにつけた気がします。